【補聴器の電池交換】PR44・PR48・PR41・PR70 空気亜鉛電池の選び方と交換時期
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補聴器の音が小さくなったり、雑音が入ったり、電源が突然切れる…そんな症状は電池切れのサイン。補聴器は 空気亜鉛電池 という特殊な電池を使うため、乾電池と使い方が大きく異なります。この記事では、PR44・PR48・PR41・PR70の違い、交換時期、寿命を延ばす保管のコツをまとめました。
■ この記事でわかること
- 補聴器に使う電池「空気亜鉛電池」とは
- PR44・PR48・PR41・PR70の違い(サイズ・色分け)
- 電池交換のサインと交換時期
- 電池寿命を延ばす保管のコツ
- 充電式補聴器の場合
- 旅行・出張時の持ち運び方
■ 補聴器の電池は「空気亜鉛電池」
補聴器には、多くの機種で 空気亜鉛電池(Zinc-Air Battery) という特殊な一次電池が使われます。名前のとおり 空気中の酸素を使って発電する ため、封を開けると化学反応が始まります。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 電圧 | 1.4V(乾電池1.5Vより低め) |
| 種類 | 使い捨て(充電不可) |
| 特徴 | コイン形、シールを剥がすと通電開始 |
| 寿命 | 使用開始から 3日〜2週間(サイズ・使用時間による) |
■ PR44・PR48・PR41・PR70 サイズ別の違い
補聴器用の空気亜鉛電池は、サイズごとに 電池パッケージのシールの色 で区別されるのが世界共通ルールです。
| 型番 | 米国表記 | シール色 | 直径×厚み | 主な補聴器タイプ |
|---|---|---|---|---|
| PR44 | 675 / A675 | 青 | 11.6 × 5.4 mm | 耳かけ型(大型・BTE)、パワータイプ |
| PR48 | 13 / A13 | オレンジ | 7.9 × 5.4 mm | 耳かけ型(中型)、大きめの耳あな型 |
| PR41 | 312 / A312 | 茶色 | 7.9 × 3.6 mm | RIC型(受話器分離型)、耳あな型 |
| PR70 | 10 / A10 | 黄色 | 5.8 × 3.6 mm | 小型耳あな型(CIC・IIC) |
使っている補聴器のサイズがわからない場合は、補聴器から電池を取り出しシールの色を確認 するのが確実です。
■ 電池交換のサイン
- 音量が急に小さくなった
- 雑音・ハウリングが入る
- 「ピー」という警告音が鳴る(自動アラート機能付きの場合)
- 電源が突然切れる
- 使い始めてから予定日数を過ぎた
■ 電池寿命の目安
| 電池 | 使用時間目安(1日8時間使用) |
|---|---|
| PR70(10) | 3〜5日 |
| PR41(312) | 5〜8日 |
| PR48(13) | 7〜10日 |
| PR44(675) | 10〜14日 |
寿命は補聴器の音量設定、使用環境、Bluetooth利用の有無で大きく変動 します。目安の1.5倍もつ人もいれば、半分で切れる人もいます。
■ 電池を長持ちさせる保管のコツ
①シールは使う直前まで剥がさない
空気亜鉛電池は、シールを剥がした瞬間から空気中の酸素で反応が始まります。剥がしたら1〜2分待ってから補聴器に入れる と、電池全体が活性化して長持ちします。
②未開封の電池は常温・低湿度で保管
直射日光・高温多湿を避け、常温(15〜25℃)で保管。冷蔵庫での保管は結露のリスクがあり、逆効果とされています。
③使いかけを一時的に外す時
寝る時などに電池を外す場合、補聴器の電池ケースを開けたまま にすると空気反応が緩やかになり、若干寿命が延びます。
④予備電池の携帯
予備電池を持ち歩く場合は、鍵・小銭など金属と接触しないよう、元パッケージまたは電池ケース に入れて。
■ 充電式補聴器の場合
近年は 充電式のリチウムイオン内蔵補聴器 も普及。空気亜鉛電池は使いませんが、以下の点に注意:
- 1日1回、就寝時に充電するのが基本(スマホと同じ運用)
- バッテリー寿命は約2〜3年、劣化したらメーカー修理で交換
- 停電時・充電忘れの緊急用に、空気亜鉛電池が使える予備モードを持つ機種 もある
- 旅行時は 専用充電ケース を必ず持参、モバイルバッテリー(USB-C対応)があると安心
■ 旅行・出張時の電池準備
- 予備電池を必要日数×2倍 持参(急な予定変更に備える)
- 使用中の電池と予備電池を混ぜないよう、専用ケースを分ける
- 飛行機は機内持ち込み・預け入れどちらもOK(空気亜鉛は非危険物扱い)
- 海外旅行では現地調達が困難な場合も。必要量を国内で購入して持参
詳しくは 【電池と飛行機】機内持ち込み・預け入れルール完全ガイド をご覧ください。
■ よくある質問
Q. 補聴器を使わない日でも電池は減りますか?
A. はい、シールを剥がした電池は、使わなくても徐々に消耗 します。剥がしたら数日以内に使い切るのが理想です。
Q. 使用推奨期限が過ぎた電池は使えますか?
A. 期限内の未開封であれば 約2〜3年 使えます。過ぎた場合、性能低下・液漏れのリスクがあるので新品交換を推奨。
Q. 補聴器の電池をコンビニで買えますか?
A. 一般的なコンビニでの取扱いは少なく、家電量販店・調剤薬局・補聴器専門店・通販での購入が現実的です。
Q. 電池残量を確認する方法は?
A. 補聴器の一部機種にはバッテリー残量表示機能があります。予備電池の残量チェックには ユニバーサル電池チェッカー CHR01 basic が使えます(空気亜鉛電池対応の機種)。
■ まとめ
- 補聴器の電池は空気亜鉛電池、PR44(青)/ PR48(オレンジ)/ PR41(茶)/ PR70(黄) の4種類
- 寿命は3〜14日、機種と使用時間で変動
- シールを剥がして1〜2分待ってから装着すると長持ち
- 予備電池は元パッケージ or ケースで携帯、金属との接触に注意
- 充電式補聴器は毎日充電が基本、旅行時は充電ケース・モバイルバッテリー持参
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※本記事は一般的な情報です。補聴器の対応電池・使用方法は必ず補聴器メーカーの取扱説明書をご確認ください。