【電池と飛行機】機内持ち込み・預け入れルール完全ガイド|リチウム電池・充電池・モバイルバッテリー
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「飛行機に電池を持ち込んでいい?」──旅行前に必ずチェックしたい重要ポイント。電池は種類によって 機内持ち込み・預け入れ・不可 のルールが細かく異なり、違反すると空港で没収される場合もあります。この記事では、主要な電池カテゴリー別にルールをまとめました。
※本記事は2026年時点の情報です。実際のご搭乗前に必ず航空会社・国土交通省の最新情報をご確認ください。
■ この記事でわかること
- 電池・バッテリー全般の航空輸送ルール(概要)
- モバイルバッテリー(リチウムイオン)のWh制限
- スマートキー・カメラ用リチウム電池(CR系)
- ニッケル水素充電池(単1〜単4)
- 乾電池(アルカリ・マンガン)
- ボタン電池(CR2032など)
■ 基本原則:リチウム電池は「機内持ち込み」、預け入れ不可
リチウムイオン電池・リチウム一次電池は、飛行中の温度・気圧変化で発火リスクがあるため、原則として 手荷物として機内持ち込み にする必要があります。預け荷物(受託手荷物)に入れると発見時点で降ろされ、旅程に影響 することもあります。
■ モバイルバッテリー(リチウムイオン)
スマホ充電用の板状バッテリーは、ワット時数(Wh) で判定されます。
| 容量 | 機内持ち込み | 預け入れ |
|---|---|---|
| 100Wh 以下 | ◎ 制限なし | × 不可 |
| 100Wh 超〜160Wh 以下 | ◎ 2個まで(航空会社に事前申告推奨) | × 不可 |
| 160Wh 超 | × 不可 | × 不可 |
Wh の計算方法: 電圧(V) × 容量(Ah) = Wh
- 10,000mAh × 3.7V = 37Wh(市販モバイルバッテリー多数)
- 20,000mAh × 3.7V = 74Wh(大容量タイプ)
- 27,000mAh × 3.7V = 約100Wh(ギリギリ)
本体にmAhとVの記載しかない場合は上記式で計算してください。
■ ノートPC・カメラ内蔵バッテリー
本体に内蔵されているリチウム電池は、機内持ち込みが原則。予備バッテリーも同様に 手荷物のみ、100Wh 以下なら制限なく持ち込み可能。
■ カメラ用リチウム電池(CR2・CR123A・CR-P2・2CR5)
デジカメ・フィルムカメラ・懐中電灯・防災機器用のリチウム一次電池(3V)は、リチウム含有量2g以下 であれば機内持ち込み可能(通常のCR系ボタン電池・円筒形は該当)。
- 機内持ち込み: ◎
- 預け入れ: × 不可(発火リスクのため)
- 端子は必ずテープで絶縁(ショート防止)
■ スマートキー・体重計・時計のボタン電池(CR2032など)
コイン形・ボタン形リチウム一次電池は、機器に装着されている状態であれば ほぼ制限なく持ち込み・預け入れ可能。予備電池を持参する場合は 手荷物での機内持ち込み推奨。
■ 火災警報器・ガス警報器用 CR-2/3AZ
3Vのリチウム一次電池なので、上記CR2/CR123Aと同じルール。機内持ち込みOK、預け入れ不可。
■ ニッケル水素充電池(単1〜単4形)
ニッケル水素は リチウム系ではない ため、比較的規制が緩やか。
- 機内持ち込み: ◎
- 預け入れ: ○(端子絶縁が推奨)
ただし発火リスクゼロではないので、端子はテープや個別ケースで絶縁を。
■ 乾電池(アルカリ・マンガン)
非危険物として扱われ、機内持ち込みも預け入れもOK。ただし 端子の絶縁 は必ず行いましょう(未使用電池が金属と接触すると発熱・発火の危険)。
- 機内持ち込み: ◎
- 預け入れ: ◎
■ 電子タバコ(加熱式・リキッド式)
電子タバコ本体・予備リチウムイオンバッテリーは 機内持ち込みのみ。預け荷物への収納は禁止。使用は禁止。
■ 電池を持ち運ぶ時の注意点
- 端子の絶縁 — 未使用電池はプラス側にビニールテープを貼るか、電池ケース(絶縁ケース)に収納
- 金属との接触を避ける — カバンの中で鍵・小銭・ネックレスと同じポケットに入れない
- 予備電池は個別に絶縁 — 複数本を一緒にビニール袋に入れる時も、テープ絶縁後に
- 膨らみ・液漏れ電池は空港持ち込み不可 — 発火リスクのため、旅行前に交換
■ 電池ケースがあると安心
複数本を絶縁して安全に持ち運ぶには専用ケースが便利。カメラの予備電池、モバイルバッテリー用予備、旅行用電池セットなど、旅行前に整理を。
■ 国際線と国内線の違い
基本的なルールは ICAO(国際民間航空機関)基準 で世界共通。ただし国・航空会社によって細部が異なることがあります。
| 目的地 | 要注意点 |
|---|---|
| 米国線(TSA) | 電子タバコ・モバイルバッテリーの検査が厳格 |
| 中国線 | モバイルバッテリー個数制限が厳しい傾向 |
| EU圏 | ICAO基準に準拠、比較的統一 |
| LCC(格安航空会社) | 大手より厳しめの傾向、事前確認必須 |
■ よくある質問
Q. 使い切ったリチウム電池も預け入れ不可?
A. 使い切っていても電気を蓄える能力が完全に失われるわけではないため、原則として同じルールが適用されます。
Q. モバイルバッテリーの充電は機内でしていい?
A. 大半の航空会社で「機内での使用・充電は禁止」。座席のUSB電源からモバイルバッテリーを充電するのはNG。
Q. 電池を海外から日本へ買って持ち帰るのは?
A. 大量の場合は個人使用の範囲を超え、通関で問題になることがあります。数個程度なら問題なし。
■ まとめ
- リチウム系は原則機内持ち込みのみ、預け入れ不可
- モバイルバッテリーは 100Wh 以下なら制限なし、100〜160Whは2個まで
- 乾電池・ニッケル水素は比較的自由だが、端子絶縁は必須
- 膨らみ・液漏れの電池は空港持ち込み不可
- 旅行前に 電池残量チェッカー で残量確認、必要なら新品を持参
旅行前の準備段階で電池ケースを使って絶縁・整理し、安全に飛行機を利用しましょう。
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※本記事は2026年時点の一般的な情報です。実際の搭乗前に、必ずご利用の航空会社および国土交通省のウェブサイトで最新の規定をご確認ください。